院外活動スタッフコラム

ランニングやウォーキングで生じる「足の痛み」

「走ると膝や足が痛む」「歩くとふくらはぎが張る」などの悩みは、マラソン愛好家や日常的にウォーキングを楽しむ方によくみられる症状です。

その背景には、足のアーチの崩れ、着地時の衝撃吸収不足、筋力や柔軟性の偏りなど、複数の要因が関係しています。

無理をして走り続けると、シンスプリント・ランナー膝・足底腱膜炎など、いわゆる「ランニング障害」に発展してしまうこともあります。

インソールが果たす役割

ランニング障害を予防・軽減する方法のひとつが**インソール（靴の中敷き）**です。

市販のものも多くありますが、足の形状や動き方は人それぞれ異なります。

当院では、オーダーメイドのインソール作成が可能で、足のアーチを正しく支え、着地や蹴り出しを効率的にサポートする設計を行います。

これにより、関節や筋肉にかかる負担を軽減し、走行フォームの安定につながります。

リハビリで「走れる体」を整える

インソールだけで全ての問題が解決するわけではありません。

大切なのは、リハビリテーションを通じて身体全体のバランスを整えることです。

• 　柔軟性を高めるストレッチ
  
• 　体幹や下肢の安定性を養うトレーニング
  
• 　痛みが出にくいフォーム習得
  

これらを組み合わせることで、根本的に「走れる体作り」を目指していきます。

当院の特徴

創成川通整形外科には、ランニング障害について専門的な知識を有する理学療法士が在籍。

足や走行動作の専門的な知識をもとに、ひとりひとりに合ったリハビリプランを提案しています。

さらに、数少ない医療機関でのオーダーメイドインソール作成が可能であり、診察・リハビリと組み合わせながらサポートしていきます。

まとめ

「走ることが好きだけど、痛みであきらめかけている」
そんな方にこそ、インソールとリハビリによる包括的なアプローチを体験していただきたいと考えています。

まずは痛みの原因を確認し、改善に向けた一歩を踏み出すことが大切です。
創成川通整形外科では、皆さまの健康的なランニングライフを支えるために、専門スタッフがサポートいたします。